第181号 12月14日
濡れた手はどうする?
今日は、作文でやめておこうかと思いましたが、やっぱり自分の文も書かなくてはと思い、もう一枚。
今日、子どもたちに手洗いアンケートをしました。養護教諭の山田先生が作ってくださり、これをもとにこれから手洗い指導をしますが、その結果のさわりということで。
問題は、外から帰ったら、給食の前、トイレを終えたら、それぞれ、手をあらうか、また石鹸を使うかということと、歯磨きについてでした。
大人だったらかっこつけてみたいのがあって、いい方に○をつけたりする知恵も働きますが、そこは正直者の一年生です。そとから帰ったらというのはほとんどの子は手洗いをするようですが、給食の前やトイレの後は、数値が低かったです。四月の給食の時は、みんなで石鹸をつけてゴシゴシなどと私も力を入れて指導していたのですが、そういえば、たまに給食当番に、「ちゃんと手あらったかー。」って言う位で、あんまりきちんと指導していなかったと反省。
それから、ハンカチをいつも持ってきているかという質問をしながら、私のポケットには、ハンカチは、なし。子どもたちに「先生はハンカチもっているよね。」とつっこまれるかとドキドキする場面もありました。休み時間になって、一緒にトイレに入った子の、「○○君、ハンカチあるのか。」、「ない。」、「そっかー、先生も最近いっつもないさー。ハハハハハ。」という男同士の会話。
自分自身、ハンカチを必ず身に付けるという価値観がないのが一番悪く、また、なかなか直りそうがありませんが、明日はできるだけ忘れないようにしようと思っています。
あと、アンケートで面白かったのはハンカチがなかったらどうするかというので、そのまま乾かすか、服にふくというのです。まあ、それしかないでしょうが、自分もそのどっちもやってるなあと一人心の中で笑ってしまいました。
あと歯磨きですが、せっかく給食の後磨けるように用意していたのですが、毎日欠かさず磨いているという子はあまり多くなく、指導の弱さを感じました。その時、「ぼく、一回も磨いたことないよ。」と嬉しそうに大きな声で言った子がいたので、「バカモン、今日は必ず磨けよ。」とお灸をすえました。
子どもたちの虫歯は今の一年生は多くなく、治療もきちんとしているということですが、朝夕の歯磨きも心配な子もいます。歯磨きの良し悪しは、歯の健康に直結するので、是非ご家庭でもたまに、磨き方の指導をしていただければと思います。