第175号 12月7日
即日処理が問題の解決につながること
懇談会でもお話しましたが、子どもたちは、入学時と比べて、体もそうですが、心もずっと成長しました。成長するというのは、残念ながらいいことばかりではなく、自己がだんだんできてくることによる友人関係の摩擦も発生し、単純な言い争いから、その背景までもからんでくるものになってきつつあります。
今週もいろんなことがあった一週間でした。子ども同士のちょっとしたトラブルで、私が入ったのも、一日、十件は楽に越えそうな毎日でした。その場ですぐ私に訴えてきた事案については、事実関係がはっきりしていることが多く、比較的短時間に双方が納得するような形で、解決させているつもりです。それで、子どもが、もやもやした気持ちを引きずったママ家に帰ることのないように心がけています。
苦労したもの、また、すっきりと解決できなかったものもいくつかありました。それらに共通するのは、日が経ってしまったものが多かったのです。事情を聞いても、記憶があいまいであって、事実関係をはっきりさせることができないものもありました。
学級担任は、毎日、子どもたちの表情を見て、行動を見て、体や心の様子を観察しています。「あれ、ちょっと普段と様子がちがうなあ。」ということを見抜くこともありますが、目が届いていないというか、見逃しているというか、わからないことってとても多いということを改めて考えさせられました。
このところの子どもたちの指導をしてきて、即日処理の大切さをつくづくと感じました。事情が許す限り、その日に起こったことは、その日に解決することが大原則だということです。悔しい思いは、その日のうちに、謝ってもらう、悪いことをしてしまった時は、その日のうちにしかられて、すっきりした気持ちで床につくなど、安定した気持ちで、家庭で過ごせるよう、たゆまぬ努力をしていきたいと思います。
尚、私が気づかなかったことっていうのも現実に、結構ありましたし、これからもないわけはないと思います。気になることはいつでも遠慮なさらず、知らせていただければ、幸いです。
子どもたちの作文から
きのう、ふちんしをかぞくに見せました。それでパパにほめてもらいました。パパが「ふちんしをやったことある」って、パパがいいました。ぼくは、パパにほめられてとてもうれしかったです。
きのう、けんどうのしけんがありました。
きょねんはじめてしけんをうけて、九きゅうをとりました。ことしのもくひょうは七きゅうです。けっかはあしたどうじょうにいったらわかります。すごくたのしみです。