第172号 12月4日

宿題は、そろうのが一番気持ちいい。

 長い経験から言って、週のはじめというのは、子どもたちは落ち着かない様子、また、体調が優れなかったりとあるのですが、今週の始まりもその例に漏れず、スタートしました。
 今日の楽しみであり、不安であったことは、宿題として出した国語の漢字プリントをどれだけの子がきちんと提出するかということでした。半数以上は、すでに先週のうちに提出されていましたので、私の方で預かっていました。
 朝のあいさつが終わって、スピーチをやって、いよいよ国語。「さて、宿題やってきたかな。」って言ったら、子どもたちが立ち始めるんです。「あれれ、こりゃ、どうした。」と思っていたら、「先生、名前呼んで、言われた人から座っていくんでしょ。」と言われて、「あっそうか、そういえばいつもそうやっていたなあ。」と思って、一人一人名前を呼んで、子どもたちは安心して、座っていきました。最後まで呼んだら、あと二人立っています。目が合うと「先生、だしたよ。」って言ってきましたので、提出されたプリント類の中をもう一度探し、二枚とも無事ゲットしました。「全員、ごうかーく。一人も忘れないで、全員そろったよ。みんなえらいね。すばらしいことだよ。」と一本締めをしました。そろわなかったけど、みんなちょっと嬉しそうでした。
 へんな話かもしれませんが、一人も忘れずに、期日まで宿題が集まるということは、まずないというぐらい珍しいことだったのです。前の算数の時の効果があったのかもしれません。また、滅多に出さないから心に強くのこったのかもしれません。学級の心が一つになれたようで、とても気分のいい一日のスタートになりました。
 なお、はねるところ、はらうところ、まだまだ甘い子が多いです。繰り返し復習しながら、定着を図っていきます。

 教室での遊び始まる

 前にプリントでもお知らせしましたが、教室での遊びが始まりました。初日は、オセロ、将棋、トランプなどの遊びをしていました。体育館と教室と半々ぐらいというところでした。まずまずの滑り出しと思いきや、味噌がついてしまい、初日に一週間遊び停止がかかってしまった子がいました。失敗から学ぶということも大切ですが、ちょっと速すぎるんじゃないのと思いましたが、一週間がまんしてもらうことにします。

 子どもたちの作文から

きのう、サッカーにいってからスパイクをはきました。そしてからしあいをして、Tはトップで、Sもトップでした。僕は、でフェンスで、はらきそらもデフェンスでした。しょうまもデフェンスでした。一かいせんめはどうてんでした。二かいせんめはかちました。しあいの人は、二ねんせいと三ねんせいでした。

 きょう、ピアノのテストをやりました。ひいたきょくは、ふたりのおはなしとげんきなこどもというきょくです。まちがえないようにひけました。やるときドキドキしました。ひけてすごいうれしいです。おわってひきおわったらひといきふうとしました。そしてママにひけたっていったらママがすごいといってくれました。