第168号 11月28日
言葉の棘(とげ)
ここのところ、子どもたちの言葉がどんどん発達しているのか、ちょっと言葉が荒いのがちょっと耳につくなあと感じています。私自身もビシッとしゃべるときに、「○○だべさ。早く、座れ。」なんていう調子ですから、それも一員かなあなどと反省しています。
今日、授業中ちょっとおしゃべりした子が、近くの子から思い切りおしかりをうけました。それが、おっきい声で、「○○、今勉強中でしょ。きちんと先生の方を見なさい。」っていう感じで。注意するのももっともなのですが、私は、「もっと優しい言葉で、静かに言ってあげようよ。」って話しました。そして、私が優しーく、「○○君、今、お勉強中だよね。ちゃんと先生の方を見ましょうね。」って。みんなちょっと笑っていました。
相手に何か伝える時、言葉で伝えることが多いですよね。言葉で伝えると、文字で伝えるよりはるかに多くの情報が含まれます。その人の感情という情報がもろに伝わります。
子どもたちには難しいので話しませんでしたが、いろんな方とお話して、会話の中でチクリ、チクリって、言葉の棘が胸にささってくることがあります。それがとってもつらいことがわかっているので、私は人と話す時は、たとえ面白くない気持ちでお話をする時も、相手に棘を投げかけるような話し方はしないようにしています。もちろん子どもたちに対しても、「もう、勝手にすればいいっしょ。」みたいな捨てぜりふ的な言い方はしないようにしています。
子どもたちは、まだ、相手の心にチクリと刺すような言葉はいうことがないかもしれませんが、だんだん心も発達し、言葉も発達してくると、口が災いすることも必ず出てくることでしょう。ちょっとした言葉遣いに気を配るよう子どもたちを指導していきます。
子どもたちの作文から
きょう、おかあさんが、よるごはんをつくっているとき、ガラスで手をきりました。ぼくが見るとちがドクドクでていて、ぼくはとてもしんぱいで、「だいじょうぶ?」とききました。ぼくは、おばあちゃんのうちにでんわをしてあげたり、タオルをもってってあげました。おかあさんは、「あなたがいてくれて、たすかったよ。」といってくれました。はやくよくなるといいなあとおもいました。
きょう、サッカーにいきました。ぼくが、スポーツセンターでみんなとサッカーの練習をした。たのしかったです。
きょう、よるごはんにエビフライがでました。とってもおいしくて、いっぱいおかわりしました。「あーあ、おいしかった。」おしたもエビフライだったらいいのにな。
きのう、おかあさんにしゅくだいをおしえてもらいました。
きのう、かぞくで、テレビをみました。コナンはスペシャルでした。コナンをぜんぶみました。ぼくは、ねそうになりました。コナンを見ておもしろかったです。また見たいです。
きょうがっこうでたいいくのじかんでドッチボールをやりました。一かいせんめは、ぼくがあてられて、ほかのともだちもいっぱいあてられてまけました。二かいせんめは、かって三かいめはまけて一くみは、一かいかって二くみは、二かいかちました。まけました。くやしかったです。でもたのしかったです。また、やりたいです。