第159号 11月16日

ついに初雪

 初雪が降りましたね。体育が終わってもどってくると、外はちらちらと初雪。めずらしいっていえばめずらしくて、子どもたちは、窓際にかけつけ、ゆっくりと落ちる雪を見て、もうすぐ来る本格的な冬を思いました。昼休みに少しだけ時間があって外遊びをしましたが、大人は風の子になれないなって感じで、すぐに鳴ったチャイムが寒さから救ってくれたという気持ちでした。

 作文指導

 大人はきっと作文っていやだと思います。子どもたちもそうなのかなと思っていましたが、意外や意外、「作文の続きやるよー。」って言ったら喜ぶんですよ。私はもちろん文を書くのは好きですから、とっても嬉しい気持ちです。まあ、図書室へ行って好きな本を見ながらゆっくりと自分のペースで書けるっていうのも大きいのかもしれませんが。
 さて、子どもたちの指導ですが、最初に全体指導、あとは個別の指導です。全体指導では、子どもたちに作文用紙の使い方、そして、指導した作文を二例ぐらい読んで聞かせ、書くポイントを指導しました。あと大半の時間は個別指導です。一年生なので、赤で、ここにこれを書き足して、これを削って、こことここの間にこの文を入れて、などと言っても、なかなか通じるものではありまません。
 子どもたちの書いたのをベースにしながら(ベースにしているという自覚を持たせながら)子ども一人一人と内容を話し合いながら、書いていってあげました。悪い言い方をすると子どもたちに自由な表現をさせていないということになりますが、だいぶ背伸びをさせている文にはなりますが、一緒にいい文を作っていくということも力になるはずです。
 まだまだ、指導途中ですが、子どもたちの添削指導に力を入れて、書く力を育てていきます。

 給食のビデオ

 お昼の放送で、子どもたちの大好きメニューはビデオです。今日は、「かちかち山」でした。写真をご覧下さい。昨日の読み聞かせと同じ状態で、みごとに集中しています。そういうわけで、ちょっと下げる時刻は遅くなりますが、大幅に遅れるというところまではいきません。
 日本昔話のビデオを見て、日本の昔話は「きつい」ものが多いなあとつくづく感じます。悪さをしたタヌキは、唐辛子を背中に塗られ、土の船に乗せられ、海深く沈んでしまいます。悪いことを戒めるといいながら、死をもって罪を償っています。楽しい人形劇でありながら、大人として見ているといろんなことを考えさせられますね。