第158号 11月15日
読み聞かせ
今日、読み聞かせの会の方に来校いただき、子どもたちに絵本を読んでいただきました。
三時間目だったのですが、始まる前に子どもたちに指導しました。
「これから読み聞かせで楽しみだよねえ。どんなこと気をつける?」
って聞いたら、「ちゃんと聞く。」、「さわがない。」、「立って歩かない。」、「おしゃべりをしない。」などの意見が出ました。私は、「全部、合ってるよ。その通りだね。でもそのことはみんな当たり前のことだよ。」とちょっとだけ冷たくいいました。子どもたちは何かなーって不思議な顔をしていました。「わからないみたいだから、先生が教えてあげるね。『感謝』の気持ちを持ってほしいってこと。感謝の気持ちを?始まった時や終わった時に拍手をする、面白かったら笑う、悲しかったら泣く、教室に入る時『おはようございます。よろしくお願いします。』って言う。帰る時に『とっても楽しかったよ。また来て下さいね。ありがとうございました。』って言う。そういうことを感謝を示すってことだよ。じゃあ、あとは先生だまって見てるから、やれることをやって感謝の気持ちを示してごらん。」と指導して二階の教室に移動しました。
最初のガラガラドンから、子どもたちはすっかり絵本の魅力にひきつけられていました。「ぎゃおー」と子どもたち方に向かって行った場面では、子どもたちも「ぎゃー」と言いながらも大喜び。とってもいい顔をして話を聞いていました。何冊か、とっても楽しく聞いているうちに時間になりました。
私が最後に、「何か、言いたいことのある人いないかい?」って子どもたちに振ってみたら、一組の子も、二組の子も、感謝の言葉を述べてくれて、とても偉かったなあと思います。
それにしても、読み聞かせの会のパパもママも読むのがうまい。集中させることの難しい低学年の子どもたちをすっかり本に向かせているのですから。さっすがだなあの一言でした。