第150号 11月8日

先生のヒラヒラコロコロ見せて

 図工のヒラヒラコロコロも今週で二時間め。三週間で完成という打ち合わせにしましたので、今週も、部品作りに精を出しました。
「先生、何作ったらいいかわかんない。」って来る子もいましたので、「わかんなかったら、先生のちょっとだけ真似していいよ。」と見せてあげました。私は、折り紙を切って、立体を作ったり、丸い紙に顔の形を作ったりしました。
 ヒントを得た子どもたちは、参考にしながら、がんばって作っていました。自分が作るのにちょっとがんばってあまり、教室を回らなかったのは、ちょっと反省ですが、ちらっと見たところでは、なかなかオリジナルなものを作っている子どもたちもたくさんいました。
 一時間少しやるとだいたい飽きてくるのが目に見えてきます。 「よーし、そんじゃ後始末に入りますか。」と言って、片付け+ゴミ拾いに入りました。
 今日もみんなよく働いてくれたなあと思います。クレパスを落として、床が色だらけになったところもありましたが、決して、「人のことは構わない」という風潮はなく、何人かが関わって一緒に石鹸をつけて、スポンジでゴシゴシして、痕形もなくきれいに掃除することができました。自分のところを始末したら、遅れている子のところを手伝うし、自主的にほうきを持って掃き掃除をするし、「自分で考えていいことは進んで動く」ということが身についてきた子が多くなりました。
 その流れが続いたのか、給食の後の全員掃除も意気投合して、五分足らずで終えることができて、休み時間がちょっとたっぷりになるという嬉しさもありました。

 キャサリン先生と英語の歌

 五時間目に一年生合同で、キャサリン先生と英語の勉強をしました。キャサリン先生は、北斗市のALT(Assistant Language Teacher外国語指導助手)で、中学校の指導の傍ら小学校にも指導に来ていただいています。
 一年生にとっては、もちろん初めての経験で、子どもたちは、図工の時間あたりから、知っている英語が飛び交い、英語ムードが高まっていました。
 授業では、歌、自己紹介(名前、年齢)、合衆国の位置、ジェスチャーゲームなどをして楽しみました。「What is your favorite food?」では、子どもたちから「apple」のとてもいい発音も出てきたりして、先生もびっくりしていました。
子どもたちは、初めてのキャサリン先生と会えたのがよっぽど嬉しいのか、必要以上に舞い上がっていた子どもも多く、授業の後からお目玉をもらうということもありましたが、子どもたちは、元気に手を挙げて、元気に歌を歌って、あっという間の一時間を過ごしました。あともう一時間ありますので、ちょっと子どもたちを鍛えてみようかと思っています。
私もだいぶ昔中学校で英語を教えていたこともあり、小学校英語にもとても興味を持っています。肌の色が違っても話す言葉が違っても、みんな同じ人間であるという国際理解の基本も少しずつ子どもたちに身に付けさせたいなあと思っています。