第146号 11月5日

繰り下がりのある引き算

 算数は長さを終わって繰り下がりのある引き算をやっています。
12―9が最初の問題でした。「どこが今までと違うの?」ということで、12の一の位の2から9を引けないというところに引っ張っていきました。
 どうやってやるのということで、子どもたちからは、数え引いていく方法と12を分解する方法が出てきました。お薦めの方法ということで、教科書通り、12を分解する方法で指導しました。黒板には、次のような段階と補助数で書きました。
 おそらく保護者の皆様も大きな数を引くときは、頭の中はこの方法でやっているかと思います。
 子どもたちには、この手順をしっかりと頭に入れるため、全員一人一人発表してもらい、クリアしました。
 補助数については、単元の指導中は、きちんと書くよう指導していきますが、終わったら、書かないようにしていきます。
 一方、足し算については、毎日百ます計算で鍛えていることもあり、補助数から離れていますことも、申し添えます。

子どもたちの作文から

 きょう、わたしは、やすじじかんに、さかあがりが、やっとできました。まわりにいた、おともだちやせんせいが「すごいね。」っていって、はくしゅをしてくれて、とってもうれしかったです。おうちにかえってみんなでがっこうへいってさかあがりをみせたら、おかあさんが「やったね。」といってくれました。がんばりました。
 きのう、ぼくとおかあさんとおとうととおとうさんとおばあちゃんといっしょにレストランにいって、ばんごはんをたべにいきました。ぼくはチキンライスをたべました。おとうとはポテトしかたべませんでした。おかあさんもチキンライスをたべました。おばあちゃんはオムライスをたべました。おとうさんはなにをたべたかわかりません。おかあさんの作るごはんもおいしいけど、たまにレストランでたべて、ちょっとしあわせなきぶんでした。

 きょう、スポーツセンターでボールであそんでたのしかったです。また、こんどもあそびます。ボールでけりながら、あそびました。たのしかったです。こんでいなかったので、ぼくがたいいくかんをひとりじめできたきぶんで、うれしかったです。

太字は私が書き加えてみました。一言二言、気持ちが入るだけで、文が生き生きとしてきます。作文用紙に書いてありますが、自分の思ったこと、感じたこと、ちょっとだけ秘密にしたいこと、本当はこうだったののに。っていうところを素直な気持ちで綴るといい作文がかけます。