第135号 10月24日

アサガオのたね

 アサガオの観察も最後となりました。もう、花をつけることもありません。もう、水もあげていません。十月も半ばとなれば、やはり気温が低く、じっくり観察してスケッチするには、ちょっと手が震えてきます。子どもたちには、「じっくり見て、頭によーく入れて、教室でゆっくり描きましょう。」と声をかけて観察しました。
花の咲いた後、根元が少しずつふっくらと膨らみ、種ができていました。なかなか全部の子どもが同じ状況を観察するということは難しく、種があちらこちらでできているのもありますし、残念ながら、種をつけているのを見ることのできないのもありました。それでも子どもたちは、見せたり、見せてもらったりと観察をしました。そして、ふっくらとした丸いふくらみの中から子どもたちは黒い種を発見しました。
教室に戻って、今日のポイント(種のところ)をしっかり大きく描くこと、そして、記録文も、色や形、手ざわりなどをできるだけ詳しく書くことを指導しました。私は、「見る」んじゃなく、「観察」つまり、じっと詳しく心を向けて見ることも大切にしてほしいと思います。
尚、子どもたちのアサガオの種は、何粒かお持ち帰り用(来年植えるのであれば、物置など冬の間しっかり冷えるところに置いたほうがいいです。)としました。そして、残りは、この子たちが、一年生を迎える会で今の二年生も種をプレゼントしてもらったように、来年入学する一年生(今のところ六十一名の予定です)に一つお兄ちゃん、お姉ちゃんになった子どもたちからの心をこめたプレゼントとして渡すため、大切にとっておきたいと思います。

子どもの作文から

R〜がくしゅうはっぴょうかいのとき、ぼくは、おどりのやくをやりました。ぼくは、れんしゅうのときより、ほんばんのときのほうが、うまくできました。たいいくかんには、とてもたくさんの人がいたから、ドキドキしました。そうれんしゅうのときに、たくさんの人にみられたので、ドキドキしたけど、うまくできました。おもまりがききました。

W〜がくしゅうはっぴょうかいで、ときのおじいさんでがんばったけど、ちっときんちょうしました。そうれんしゅうのほうがじょうずでした。ほんばんのときすごくきんちょうしたからです。ぼくは、「たのしかったこと」のうたをまちがえたからです。おかあさんが、「ちょっとじょうずだよ。」ってほめてくれました。ぼくはとってもうれしかったです。

 寒くなってきて、ジャンパー類が増えてきました。フックはあるのですが、ひっかけにくいのもあり、ハンガーにかけて美しく整理しておくことにします。針金ハンガーなど余っているものがございましたら、寄贈お願いします。なかったら買うまでしなくていいです。何とかなると思います。