第117号 10月3日

百ます計算(つづき)

 今朝の朝自習で、お配りした用紙と同じものを答えの欄を切り取ってやってもらいました。
 全員がそろった八時十分過ぎにスタートして、職員の打ち合わせが終わって二十五分頃教室にもどった時点まで、だいたい十五分か、もうちょっとあった位です。
 子どもたちのプリントを見たところ、半分少しくらいの子が全部答えを埋めていました。遅い子も、二列、三列と努力をしていました。
 今日は一時間目が児童集会、二時間目、三時間目が学習発表会の練習、そして四時間目に、やっと答え合わせの時間ができて、子どもたちのがんばりをほめてあげました。
 十五分集中して、頭を使うってことは、とっても疲れることだと思います。それは大人が、二桁で割る割り算のひっ算を十五分連続してやるようなものじゃないかなあと考えます。ちょっとこたえますよね。
 そう考えて、「本当にあなたたち、がんばったよ。頭は使った分だけ必ずよくなるからね。この二十三人の中には計算のものすごく速い子もいるし、何行かで終わっちゃった人もいる。だけど、誰一人、中途半端で投げ出さなかったっていうことがすごいじゃないの。一人一人、先生は心からほめてあげたい。」と子どもたちに伝えました。その後、また、計算用紙を配っったら、ゲゲゲっていう顔をしながら、「うれしい。」なんて心にもない?ことを言ってくれる子どももいて、なかなか相手のことを気づかうこともできるようになるんだなあと思いました。
 尚、繰り返しますが、お子さんにとっては相当の負担になっていることも考えられますので、実態をみながら、ご家庭では百ます用紙をお使い下さいますよう、お願いいたします。
学習発表会の練習

 さすがに今週は学習発表会モードです。R先生が中心に指導してくださっています。月曜日、そして今日火曜日は、自分がどこにいて、どの場面で出て、ひっこむのか、どの時点でせりふを言うのかなど、流れをつかんでもらっています。
 自分が演じている時は、一生懸命ですが、黙って見ている場面では、そこは一年生。どうしても、「だまって前向いていなさい。」ってしかられてしまいます。R先生からは、「石になりなさいー。」って言われてしまいます。なかなか、じっとしていられますが、一年生の集中力ってそんなもんかもしれないなあと思いながら、「もうちょっとがんばろうね。」って励ましています。