第116号 10月2日
即時フィードバックの原理
教育原理の一つに即時フィードバックの原理っていうのがあります。問題を解いてそれが、合っているのか、間違っているのか、やったその場で、まるつけをしてもらうということです。次の日よりも、その場で即、判定して、直した方がいいということです。
過日、毎日少しずつ子どもたちに配っている課題(お子さんの実情に合わせて過度の負担にならない程度にお使いいただければと思います)について、ご家庭でまるつけをお願いしたところ、多くの家庭で、チェックをいただいて、私としても感謝しております。
私が楽しているというんじゃなくて、子どもにとって、合っているかそうでないか、即時フィードバックの原理により、その場でわかるということがとてもいいことです。毎日、お忙しい日々なことは重々承知しておりますが、今後ともご協力を宜しくお願いします。
名前つけ
過日、ふで箱などの名前つけに、ご協力くださいますようお便りを書きました。これも多くのご家庭でご協力いただき、とても感謝しています。実際問題、どうしても子どもたちは物を落とします。その時、自分の物を大切にしていれば、落としたらすぐわかりますし、名前が書いてあれば、確実に本人に戻ります。引き続き、よろしくお願いします。
なかなかお時間のない方、名前シールいりませんか。すぐ作りますよ。
百ます計算
先週から学校全体で百ます計算に挑戦しています。学校で繰り上がりのある足し算を勉強中でありますので、やっと標準の百ます計算ができることになります。考え方がわかったら、あとは、練習して、計算力をつけていくしかありません。
これから、しばらく毎日百ますのシートを配りますので、おうちで、お子さんの実態を考えながら、次のいずれかで、指導いただければ幸いです。@時間を計って、全部埋めさせる。間違い一つにつき十秒のペナルティー、A5分計って、正答できた数を点数とする。
@は、比較的計算力のあるお子さん、目標として十分程度で埋めることができるお子さん。Aは最後までたどり着く前に根気が切れてしまうお子さん。
できれば、毎日継続して、@でしたら、かかった時間、Aでしたら、できた問題数を毎日チェックいただければ幸いです。おもしろいことに、最初の何日かは、確実に進歩します。このことが子どもたちにとっても励みになります。
学校では、主に、どうやって計算するかの考え方をじっくり指導しますので、定着の一つとして、ご家庭でも指導いただければ幸いです。学校でも毎日とは行きませんが、やらせていきたいと思います。
一年生でも速い子は、二分台に乗れると思います。