第100号 9月11日

ゴミ箱は設置すべきか

 この間、無線の集まりで韓国の方を大沼にご招待しました。そこでみんなで夕張メロンソフトクリームを食べました。この後です。食べ終わってコーンを包んでいる紙を捨てようとしましたが、ゴミ箱がありません。その店のあたりをあちらこちら探しましたが、やっぱりありません。仕方がないので、ポケットに入れておきました。そばで食べていた韓国の方が少し残しました。残っているのでポケットに入れることができません。店の中までゴミ箱を探しに行きましたが、見つからずに困っているようです。それを見て、私は、お店の人に「ゴミはどこに捨てればよろしいでしょうか。」と尋ねると、「こちらに持ってきてください。」とのお返事でした。私は韓国の方にその旨教えてあげました。店の前のテーブルの上は、ソフトクリームの包み紙や空き缶、空き瓶がたくさん、あがっていました。
 「ゴミは各自の責任で後始末。」っていうのも時代の趨勢になりつつあります。でもそれを押し通すと、かえって美しさを失い、また、観光地としてのイメージダウンにつながってしまわないか、ちょっと心配な気持ちになりました。
 学校の裏の児童公園にもゴミ箱がありません。子どもたちには外で食べないように指導しています。でも、お菓子の包み紙や竹串など数は多くありませんが、毎日落ちています。「ゴミは持ち帰りましょう。」というのと「ゴミはゴミ箱へ。」は全く逆の方法で、それぞれ一理あります。私見ですが、「ゴミは、きちんとゴミ箱に捨てましょう。ゴミが落ちているのを見たら、進んで片つけましょう。」という指導の方が子どもたちにとってはいいのではないかなあと思います。学校の決まりがわかっていてもおやつを食べてしまった時、ゴミ箱に捨てたいんだけど、捨てるところがないから、そのへんに捨ててしまうっていうのであれば、大沼の空き瓶だらけのテーブルじゃないけど、子どもたちの心を育てるにはあまりにも切ないんじゃないかなって思います。ゴミ収集の問題、家庭ゴミが持ち込まれる可能性など、課題もありますが、皆さんは、どう思います?
 私は、「自分のゴミは自分で片つけるのは当たり前。でも教室にゴミが落ちていたら、自分のでも他の人のでも、拾ってゴミ箱に捨てなさい。それできれいな教室になれば気持ちいいっしょ。」って言っています。

 子どもたちの作文から

 せんせい、あのね、きょう、あたしは、いちねんにくみのまなかちゃんとまほちゃんといっしょに、がくどうで、がっこうごっこをしました。まほちゃんが、せんせいでした。わたしと、まなかちゃんは、せいとだったよ。ノートをつくってひろがることばを、うつしたよ。すごくすごくおもしろかったよ。

 きょう、がっこうで、いもほりをしました。いもをほったとき、ハートのかたちをしたいもをとりました。ハートのかたちをはじめてとったとき、みんなにみせたら、かわいいってゆってくれました。ハートのいもをほしいとおもいました。

 きょうは、たいふうでした。すごいかぜでした。おかあさんが、停電になったらこまるからはやくおふろにはいりなさいといいました。でも、でんきは、きえなかったよ。