第97号 9月7日

地域参観日の実施について

 今日、別紙のプリントの通り、地域参観日の案内を出しました。この件の企画が私のところの係で、今年は特に、本当の意味で地域の方々に来ていただきたいとの思いで計画を立てました。
夏休みのことでした。たまたま学校の前を通った近所のご婦人と挨拶をしている中で、目の前に学校があるのに、一度も入ったことがないとのお話を聞きました。「時間があるようでしたら、ご案内いたします。」と声をかけたら、とっても嬉しそうに、うなずいてくれました。ぐるっと校舎を案内しながら、昔の学校の様子などをお聞きしました。そんなこともあって、地域参観日には、保護者はもちろん、昔お子さんを通わせた方、これから入学を予定される方、そして学校に縁がなくても地元にずっといられる方など、地域の人を大切にすることが信頼される学校になるなあと強く感じたわけです。
これから、ポスター、公民館講座など学校外の組織にもお願いしながら、参加を呼びかけていきます。保護者の皆さんにおかれましては、是非、ご近所やこれから小学校に入って来る方など、誘って大野小学校においで下さいますようお願いします。私も、近所や朝の散歩で会う方々に声をかけていきたいと思います。
 二十一日は、多くの地域の方が明るく優しい子のいっぱいの一年一組、そして、元気な大野小学校の子どもたちを見に来てくださいますよう職員一丸となってPRしていきたいと思います。

教育実習が終わります。

 二週間という短い時間ですが、A先生の教育実習が金曜日で終わります。二十歳そこそこの学生さんと違い、第一線で仕事をされている先生ということで、びしっと仕事をして下さいました。面白ければ思い切り笑い、つまらなければそっぽを向く、本能に近い表情を見せる一年生に最初は苦労されていたところもありますが、二週目には、子どもたちの先生への目も集中させて、授業をされていました。
 子どもたちも休み時間に話しかけていくなど、心の触れ合いができるようになった時にもうお別れということで、とても切ないのですが、いたしかたありません。
 北海道の地方都市の小さな一年生の学級でしたが、目を輝かせた子どもたちがいて、一生懸命勉強して、一生懸命大人になるための訓練をしていることを、いつまでも思い出の一ページに刻んでいただければと思います。
 今日は、特別にA先生にも通信を書いていただきましたので、そちらもお読みいただければ幸いです。また、今日お返しする日記も先生に添削していただきました。