第93号 9月5日
子どもは元気に、教師は…。
今日は最後のプールでした。今公宅に戻ってきてパタパタ打っているのですが、今日も九時前にふとんに入ることになりそうです。二時間泳いだだけで、昼からほとんど使い物にならないのは、やっぱり四十代かなぁと感じてしまいます。
R先生が、まだ、プールに入られないので、今日もA先生と私で子どもたちの指導に当たりました。遠泳で何キロも泳がされたA先生と、教員採用試験の二十五メートル何でもあり泳ぎを練習した私では、泳ぎの差は、比べもしませんでしたが、これは勝負しなくても勝負ありです。でも教えるのは、私も職業意識も働いてがんばりました。
プールに行く前に先生方で打ち合わせをして、バリバリ泳げるチャンピオンコース、ビート板で多少は泳げる普通コース、水が顔にかかるのもいやな初級コースの三つのグループに分けようと話をしていました。
プールに行って準備体操をして、グループ分けをしました。結果的に言うと泳ぎを見て、分ければよかったのですが、自己申告で分けました。チャンピオンコースと普通コースがだいたい半分になりました。
A先生の方は、子どもたちをバリバリ泳がせてもらいました。後で聞いた話ですが、自分を過大評価していた子どもも多かったようです。
私の方は、ビート板を中心に指導しました。まず、プール再度に腰をかけ、バタ足をチェックしました。足先が伸びているか、膝が曲がりすぎていないかなどです。それから、ビート板を使って、面かぶりバタ足を何往復もしました。この時、肩に力を入れないこと。両手は、耳の後ろにいくよう(両手で頭を包み込むように)指導しました。これができるようになると、泳げるようになるまであと一歩ということころです。何回か練習しているうちに、「先生、私ちょっと泳げるようになった。」という嬉しい話を聞くことができて、私もハッピーになりました。
「できる・わかる」を子どもから聞く時が教師にとって一番の励みです。
というわけで、四回の水泳も終わってしまいました。総括すると、全く水に顔をつけられないという重症な子は一人もいませんでした。限られた時間だったので、全員を泳げるようにすることはできませんでしたが、なかなかいい素質を持った子どもたちであるという感想です。
まだ、プールはやっているので、あと一歩というお子さんはプールに連れて行ってあげられたらなあと思います。それと引き続き休みの日でしたら、お付き合いいたしますので、保護者の方が指導するのがゆるくない時は、気軽に使ってください。
というわけで、お休みなさい。