第80号 8月21日
二学期初日
新しいお友達二人を迎えて、欠席者もなく、二十三名で第二学期のスタートを切ることができましたことをまずもって、保護者の皆様にも感謝いたします。
今日は、夏休みの思い出の一言発表から始めました。例によって、自分から手をあげてもらいました。キャンプ、旅行、焼肉、お祭り、花火、友だちと遊んだことなどなど、思い思いの夏休みの思い出を話してもらいました。
始業式では、校長先生より、「わかってること」と「そうする」ことについて、お話がありました。やらなければならないことがわかっていても、やらない。また、やっちゃだめだとわかっていてもやっちゃうなど。お友だちに意地悪をしちゃいけないけど、しちゃうってことがありますよね。誰でも頭の中には「いい自分」と「悪い自分」との戦いの毎日ですものね。いい自分が勝てるよう日頃からの訓練、そして健康な精神状態を保っていきたいですね。
この話じゃないですけど、午後から、私の頭の中も戦いだったのです。何かって、課題のまるつけをしようか、今日は初日だから早く帰ろうかって。今日は「いい自分」が勝ちました。たいへんだったけど、子どもたちの課題全部○をつけ終わりました。日記にもコメントを書きました。百ます計算も確かめました。毎日少しずつなんて思うと、ついつい後ろに後ろに引き伸ばしてしまう弱い自分なものですので、今日は勝負をかけました。作文も、いつ、どこで、というのが定着しているものが増えてきました。また、自分の本音や親や他人への感謝の気持ちが綴られているのもあり、いい文が多くなってきたなあって感じました。
子どもたちの家庭学習を点検して、すごいなあと思いました。このすごいなあには二つの驚きがあって、一つは、日記、計算、観察カードなど、保護者の励ましがはいっていて、子どものがんばりが見えるものが何名かありました。これだけじっくりやるとかなりの力がつくなあと思いました。もう一つのすごいなあは、良くも悪くも、夏休みの生活の仕方、学習の仕方で、大きく差が開いていくなあということです。
お子さんの鉛筆の持ち方見ていますか、数字の書き方正しいか見ていますか、お子さんが得意なひらがなは何ですか。子どもが大きくなると、だんだん、親が勉強をみる機会は少なくなっていきます。どうぞ、今しかない時期です。毎日毎日忙しい日々とは思いますが、これからも、お子さんに、目と心を向けて励ましていただけるようお願いします。
明日は、子どもたちの自由研究(工作など)をじっくり見ていきたいと思います。