第78号 7月25日
夏休みに期待するもの
いよいよ今日最後のひばりにしようと思っています。一学期の登校日数が75日、通信が数え間違いでないと78号ということで、だいたい毎日発行することができました。「書くことが特別ない時は無理して書かない。」と軽く考えていたのが良かったのかもしれません。大事なことは「せせらぎ」に書いて、大事じゃないこと(本当は自分で「はなかなか大切なことばかりだよ」とは思っているのですが)は「ひばり」に載せて、子どもたちの様子や私の教育方針をお伝えしてきました。一学期間、お読みいただいてありがとうございます。二学期も無理しない程度に書きます。
さて、明日から夏休み。まず持って、一学期無事通学できたことをほめてあげてください。(77号に書きましたが、通知票の中身を見る前に、「よく一学期、学校に通ったね。お父さん、お母さんはそれがまず一番嬉しいわ。元気だってことが何よりよ。」って。くれぐれも○の数を兄弟で比較するとか、「もっとがんばらなくちゃ。」などと初日に言うことのないようよろしくお願いします。
さて、毎日学校へ来るということは六歳、七歳の子どもにとっては相当の緊張があり、疲れがあるはずです。どうぞ、ゆっくり休ませてあげる期間にして下さい。ただ夜型の生活はお勧めできません。私は今十時前に寝て、五時前に起きます。銭亀から通っていた時に比べて心の健康を感じています。すがすがしい朝の時間を過ごさせていただければと思います。
学習については、本に親しんでいただければと思います。まだ読むことができないお子さんは、読み聞かせをしていただければ最高です。公民館の図書室にもかなりの児童図書があるので積極的に利用されるといいと思います。それと、計算力もつけるチャンスです。毎日あまり長い時間は必要ありませんので、机に向かう時間も大切にしてほしいと思います。プールは前に言いましたように、いくらでもお付き合いしますので、メールか電話を下さい。
次に人と知り合う機会を作ってほしいということです。子どもは限られた社会の中で生活しています。せっかくの機会ですので、少し活動の枠を広げることができたらなあと思います。市のサークル、新聞などで紹介される夏休み体験教室などなど。新しい人(大人、子ども)との出会いが子どもの社会性を広げていきます。
あいさつ。私は、毎朝散歩していて、散歩仲間がわかって一言二言交わすようになりました。誰にでも自分から大きな声で挨拶できるよう励ましてあげましょう。もちろん、お父様、お母様も大きな声で挨拶をお願いします。
まだいろいろありますが、最後。この時期の子どもの死亡原因の第一位が「不慮の事故」です。交通安全には、特段の配慮をお願いします。保護者の運転マナーも常に子どもが見ていますので、よろしくお願いします。
私は、原則、大野の住宅にいますので、気になることがありましたら、いつでもご相談下さい。どうぞ、素敵な夏休みを!