第70号 7月18日
クリーン作戦
今日、一年生で、クリーン作戦(ゴミ拾い)を実施しました。これ各学年に学校行事として年に一度位置づけられている授業です。
二時間目、出かける前に、いつも私が子どもたちに言うように、「何のためにゴミ拾いをするの。」と尋ねました。「学校をきれいにするため」、「きれいになると気持ちよくなるから」などと子どもから考えが出てきました。この「何のために」っていうところは、私がとても大切にしていきたいところです。ただ「やることになっているから、やる」というのでは、子どもたちのその活動への動機づけが弱いと思うんです。何のためにやるかわかって、じゃあがんばらなきゃなという気持ちになっていくのだと思っているからです。お母さん方の会議などでも、「迷ったら、原点にもどって何のためにやるのかを考えて見ましょう。」などとよく言いますよね。
ということで、ゴミ拾いが大切なことがわかって、みんな、運動会で使った赤い軍手をはいて外へ出ました。一組は、学校の後ろ半分です。遊具、グランド周辺、そして児童公園まで清掃しました。ある程度私の声の届く範囲でバラバラになって拾わせたのですが、みんな意欲的に小さいゴミまで拾ってくれました。「せんせー、見つけた。」って多くの子どもたちが報告してくれました。ゴミは食べ物の殻が何といっても一番多かったです。やはりこれは、小・中学生のものかもしれません。あとは、たばこの吸殻も少しありました。
少しはやめに終わったので、二組と一緒に児童公園で遊んで、今日のクリーン作戦は終了しました。
今日は安全面からしなかったのですが、桜並木のところに食べかすが散らかっていたり、河川敷に花火のかすが捨てられたりしています。そのあたりを毎朝散歩しているので、とても気になります。明日の朝は、ゴミ袋を持って歩いて見ようと思います。
保護者の中には、ボランティア活動で、お子さんと一緒にゴミ拾いの活動をしているというお話も聞きました。ゴミは捨てない、そして機会があればゴミ拾いをするなど、子どもたちの美化意識、そして地球環境に対する意識が育てばいいですね。