第52号 7月2日

心がだいぶ救われて

 昨日の授業でちょっと落ち込んでいて、今日、いつものかわらない様子だったので、安心しました。今日は作文を持ってきていないということで、今度読んでもらうことにしました。
 子どもたちが帰って、職員室が静かになって作文の赤を入れようとしたら、一番上にMさんの作文が載っていました。読んで涙がでてきそうでした。
 「きょう、さんかんびのときないちゃってとってもはずかしかったです。でもこんどは、ちゃんとみんなのまえでいえるようにしたいです。かえってAうちで、MちゃんとAちゃんとあそびました。とてもたのしかったです。」
恥ずかしがりやのMさんが、きちんと自分を分析して、今度はがんばるという決意を述べてくれました。ちょっときつかったと自分では今でも思っているのですが、それを受けてとめて、前向きに考えてくれたことで、私は心がだいぶ救われました。
 こういう自分の気持ちを綴った作文ってとっても温かいものがあります。これが作文なんだなあと今日、私は思いました。
 これからも二十三人、みんな、うんと優しく、そして時には、絶対曲げないという厳しさを持ちながら、指導していきたいと思いました。

計算を定着させるために

 今日からやっと引き算に入りました。足し算がすっかり定着しているとはいえない状況ですが、どちらもその概念を丁寧に、そしてドリル練習も力を入れていきます。懇談会でお話したと思いますが、一位数(0から9)+一位数の計算も瞬時にできる子からブロックを使って計算する子まで様々です。
 今日、十問のプリントを配りました。課題としてできるだけやってみるよう指導しました。
 ご家庭におきましても、お子さんに余力があるようでしたら、ちらしの裏などに式を書いて、お子さんに計算させ、マルをつけてあげるなどの指導をしていただけるとありがたいです。ただ、ブロックだよりの子どもにとっては、十問でもかなりエネルギーを使うと思いますので、お子さんの集中度に応じて指導いただく場面を作っていただければ幸いです。
 基本的な足し算・引き算(繰り上がり、繰り下がりを含めて)は、全員が何としてマスターできるよう指導していきますので、ご家庭でもほんの少しでも結構ですので、お子さんの状況を押えていただき、協力いただければと思います。