第37号 6月11日
席替えをしました。
木曜日の放課後、黒板に貼ってあるカードを机の上に並べて、座席替えの構想を練りました。三十分ぐらいカードを動かしながら考えました。現状で課題となっていることの解決と、目や耳の身体的な条件も考えながら席を決めました。完璧な席替えなどはありえないのですが、このへんでどうだろうというところで、決めさせていただきました。
高学年であれば、子どもたちの要望を聞いたり、くじ引きでやったりするのですが、今回は私の責任において決めました。
席替えは学級の時間に行いました。席替えというのは、フィンガーファイブの歌にあるように(古いかな?)とてもドキドキ、ワクワクするもので、一年生にとってもそうでした。新しい席になって子どもたちはちょっとフレッシュな気分になっていました。たぶんおうちに帰って席替えの話をお父様、お母様にお話したのではないかと思いますが、何と言っていたでしょうね。お子さんが前の席、後ろの席ということで、「どうしてなんだろう。」とあまり考えすぎて、心配しないで下さいね。
教科の進度について
茶話会で教科の進度について話が出ました。進度についてはR先生とだいたいのことは打ち合わせしていますが、「この週の一時間目はこうやる」というところまでは打ち合わせをしていないのも現状です。私が「あかいえ あおいえ…」をやっている時、隣から「きゃ、きゅ、きょ」などの声を聞いてちょっと焦ったりもしていました。かなり久しぶりの一年生の学級担任ですので、どんな教材なのか、それなりに事前に目を通していますが、時間がないときは、そのまま授業してしまうことがあるのも現状です。ただ、一つ一つの教材のどこに価値を感じるか、その教材で子どもたちにどんな力をつけさせたいかというのは、私なりに持っています。そこは、新卒の若い先生とは違うという自信はあるつもりでやっていました。ひらがなの書き方にこだわったこと、あいうえおの歌全員暗唱合格にこだわったこと、紙芝に時間をかけたこと、いろいろ要因はあります。いずれも私の子どもたちに対する教育観を持って実践したものです。それらが、すぐに結果が出るものもありますし、何十年後に結果が出るものもあと信じて教育実践をしていたというわけです。いずれにしても保護者の皆様に進度のことでご心配をおかけしていることについては謙虚に反省し、学年で連携・調整を図り、よりよい授業実践ができるよう努力して参ります。