第33号 6月5日

力を出した子どもたちに拍手

 天候に恵まれたこと、そして怪我もなく運動会を終えることができたことは、まず大きな喜びでした。十数年ぶりの一年生の担任として、子どもたちの力をどこまで育てることができたか、不安でもあり、楽しみでもありました。
 前日の金曜日帰りがけに、子どもたちと右手を上げて「運動会、がんばるぞー。」と声をそろえて、さよならをしました。
 当日の子どもたちの最初の登場場面は、開会式での入場。集合所で「おうちの人も、近所の人もみんなあなたたちを見て応援しています。本気を出して、行進するんだよ。」と最後の声がけをしました。行進では写真を撮りながら、ちょっと離れて子どもたちと歩きました。総練習の時と比べると、子どもたちも緊張しているのか、張り切っているのか、かなり手足が上がっていて、見ている保護者の皆様にもきっと子どもたちのがんばりが伝わったことと思います。開会式は、きっと一年生の子どもたちにとっては、タイクツな時間のはずです。何人もの人のお話を聞かなければなりません。それでもまずまずの態度でした。子どもたちが歌う校歌を間近で聞いていましたが、体中の力を出して歌っているという感じでした。
 応援の時は、R先生が白組で、私が赤組を担当していたので、一組と二組の半分ずつの子どもたちのめんどうを見ていました。したがって子どもたち全員に目が届くまでいきませんでしたが、一年生としては、それなりの態度で過ごすことができたと思います。人数を数えると、十一人ずつちゃんといて、安心できました。
 競技やリズムでは、練習の成果は出せたと思っていますが、見ていていかがでしたでしょうか。リズムでは総練習が終わってから、最後のフィナーレの部分でぐっと前に出るところを手直しして、いく分戸惑ったところもありましたが、何とかお父様お母様方のカメラの近くで踊ることができたのではないかと思います。
 当日冷や汗が出たのが玉入れ。大きな差がついてしまいました。総練習で三個、四個しか入らなかったので、R先生とかごの高さを低くしたのですが、どこかで少しずれてしまったようです。本当は、一勝一敗の時は、かごはそのままという約束でしたが、「ちょっと差が大きすぎるなあ。」と思い、その場で、じゃんけんをしてもらうという策を取りました。あとから用具係りの先生に聞いたところ数センチ高さが違っていたとのことです。それだけの高さの差でも、大きな差がつくもんだと思い、もっと慎重にやらなければなあと反省しました。
 火曜日には子どもたちに自分なりに運動会について振り返らせたいと思っています。特別時間割の間は、勉強の半分位が運動会の練習でしたが、集団行動の大切さを学ぶということでは、これも大切な勉強だと思っています。大きな行事を終えて、少したくましくなった一年生。これから夏休みに向けて、教室での勉強に力を入れていきます。

 茶話会ですが、「せせらぎ」で間違えて水曜日と流してしまいました。ごめんなさい。正しくは当初流していましたように、七日(木)午後七時です。たくさんの保護者の方のご来校をお待ちしております。