第29号 5月28日
「はい、どうぞ」続編
プリントを配る時集める時、給食を渡すときの「はい、どうぞ。」「ありがとう。」はすっかり定着しました。
先週とってもうれしいことがありました。いつものようにひらがなプリンを集めている時、一番前のMちゃんが、四枚をトントンと揃えて、そして、向きを変えて、私の方に向けて、両手で「はい、どうぞ。」って渡してくれました。その心配りが私はとってもうれしかったので、みんなの前でほめてあげました。
次の日の全く同じ場面で、今日はMちゃんのとなりのTちゃんも、トントンして、向きを変えて、渡してくれました。これもとってもうれしくてほめてあげました。
私は一年生なので、「先生が見やすいように向きはそろえてね。」とは何度か言ったことがありますが、向きを変えて、さらに両手を添えてなどとは言ったことがありませんでした。
さりげないことですが、お父さんお母さん方が、大切なことはきちっと教えられているんだなあと感じました。
そして、私の言ったことを心で受け止めて、実行してくれた子もいたということは、学校の先生をやっててよかったなあと思う瞬間でした。
いくつといくつ
算数で、数の合成、分解をやっています。「五は二といくつ?」(答えは三)という具合です。日常生活の場面でもこんな会話も増えれば、数概念の形成に役立つかと思います。