第19号 5月10日
ほめたあとには、やらかして。
〜学級経営山あり、谷あり〜
きのうは、子どもたちをほめて帰したのでしたが、今日はやらかしてしまいました。
水曜日は昼清掃となっています。今日は六年生が修学旅行で教室の掃除は自前でした。子どもたちと教室のゴミ拾いをして、少し時間があったので、「チャイム鳴ったらすぐ戻ってくるんだよー。」ということで、子どもたちを放しました。いつもだったら一緒に外に行くのですが、時間もわずかなので、教室にいた子どもたちと過ごしていました。
大野小学校では、授業開始五分前に予鈴が鳴り、本鈴はありません。チャイムが鳴って待てども外から戻ってきません。
「おーい、戻っておいでー。」私は窓から叫びました。ちんたらちんたら戻ってきます。その時間五分以上。
私は遅れて入って来た子どもたちを後ろに立たせました。最後の子が入って来て何と十一人。
お隣の組はもうとっくに勉強始まっているわけだし、きちんと遊びに行く前に指示しているし、腹の中はだいぶイライラしていたのですが、そこは感情をとりあえず、ひっこめて。
「どうして今立たされているかわかるかい。」子どもたちは、「砂をかけている人がいて…」、「みんなが遊んでいるから…」と口々に言いました。
「先生は、遊びにいく時、外へ出てもすぐチャイムなるだろうけど、入っておいでね。って言ったんだけど、覚えてる?」みんな手をあげました。
「じゃあ、誰が悪いの?」ボソボソと、「自分です。」っていう声が聞こえてきました。「そうでしょ。一人ひとりがきちんとしていれば、ちゃんと教室に戻れたんだよね。」と教えてあげました。
大人でもそういうところがありますが、小さい子って、人のせいにすることが多々あります。じっくりと自分のことを反省する機会にはなったと思います。あと、集団になると、一人では考えられなかった行動が発生することがあるということを改めて感じました。
授業時間は少なくなってしまいましたが、外へ出てしかられた子も中にいた子も、一ミリは成長してくれたのではないかと思います。私も勉強になりました。
連絡
集金袋ですが、お兄さんお姉さんがいないご家庭はPTA会費、そして、それ以外のご家庭は、今は集金ありません。集金については、少しずつご案内します。
あしたは遠足。晴れるといいですね。中止の場合のみ連絡網です。