第16号 5月2日
春はどこ?
一年生にとって初めての校外学習が行われ、八郎沼に行ってきました。生活科の勉強で、自然に親しみながら「春」を探そうというものです。子どもたちは水筒があるだけでもう遠足気分でした。バスに乗っただけで、みんな大喜び。
八郎沼では、二箇所で観察をしました。一箇所めは、アスレチックのあるところです。草原でそれぞれ春を探しました。季節は誰に聞いても春ですが、春を探すとなるとこれは少し難しいようです。落ち葉や栗のいがを見つけてくる子もいましたが、どうも春にはぴったり来ません。笹の新しい葉を見つけた子どもたちがいました。「見つけたー」と声を上げると、ドバーっとそちらの方に人があつまります。みんなしゃがんで、小さな新芽を描いていました。私の方から、桜のつぼみを子どもたちに紹介しました。今はつぼみはとっても柔らかくて、もうすぐ咲きそうです。それと、石をめくって小さなありやむかでなどの生き物も発見しました。
二箇所めは、「みずばしょう」の花です。群生しているところがあったので、みんなでそこでスケッチしました。あっという間の二時間でした。
日ごろ何気なく過ごしている中で小さなものでもじっくりと観察してみることは、子どもたちにとって、いい勉強になったのではないかと思います。ちょっと肌寒かったけど、心配していた雨も降らず、まずまずの「初めてのお出かけ」でした。
ゴールデンウィーク後半、どうぞ無事故で楽しいものでありますように。