第202号 12月1日
子どもたちの体力づくり
この間の体力増進セミナーの時も少し書きましたが、子どもたちの体力で気がつきましたことをもう少し書きます。
体育では必ず最低5周は体育館を走ります。準備運動でもありますし、子どもたちの体力をつけさせるというのもあります。もちろん、私も一緒に走ります。いつもの約束として3周は一緒に走って(先生を追い越さない)、残りの2周は自分のペースで(追い越しても良い)走ることになっています。
最後の2周で子どもたちのパタンは3つに分かれます。私を追い抜かして行く子、私と一緒のペースで歩いていく子、スピードが落ちてしまう子です。
私は多少なりとも体を鍛えることはしているつもりですが、そこは素人の域です。今、育ち盛りの成長盛りの二年生が体育館5周で、地べたにへばりつく位、疲れるというのが演技でないとすれば、ちょっと運動不足じゃないかなあって考えてしまいます。
「子どもは風の子」という言葉も古いのかも知れませんが、子どもは外で元気よく走り回って遊ぶものです。子どもの遊びが時代の流れと共に変化している中、お父様、お母様の時代に比べて、体を動かすことが減っては以内でしょうか。
教育は「知・徳・体」の3文字で表すことがありますが、体が健康であるということは、知(お勉強)、徳(心)を育てる前提にもなります。強い体であることが全ての基本になります。
さて、お宅のお子様は、先ほどの3種類のうち、どのパタンでしょうか。
そして、おうちでの運動は十分でしょうか。少年団や普段の遊び、犬の散歩などで十分であれば心配ありませんが、そうでなければ、ちょっと考えていく必要もありそうです。
できるだけ車を使わないというのは比較的簡単でしょうか。友だちの家に遊びに行ったお子さんを迎えに行く時も、一緒に夕焼けを見ながら初冬の景色を見ながら帰ってくるというのも素敵ですよ。お休みの日がお父さん、お母さんと合った時、1キロでもいいから、一緒にゆっくりマラソンというのもいいですね。
そして、これから冬。北海道の子ですから、スキーやスケートは子どものうちに体験させたいですね。これは、学校としてはできないことですから。
私はこの年になってからですが、毎日意図的に体を動かすことにしています。一日一万歩は必ず歩くことにしています。運動をすることはとても気持ちいいと感じます。体も軽くなった気分です。
是非、外遊びがしにくい冬に向けて、運動不足にならないように、心身ともに健全な体作りのため、励ましていただければ幸いです。
子どもたちの作文から
今日、ポピーにヤッターめんというおかしのあたりをとりかえに行きました。 とりかえてきたヤッターめんを食べたらあたりが出ました。あたったからまたポピーに行きました。またとりかえてきたヤッターめんを食べたけどこんどはあたりはありませんでした。あたりがでてすごくうれしかったです。