第125号 9月3日
いろんな人にお世話になっている。
今日の全校児童集会がありました。校長先生のお話があって、その後、「語り合おう」の歌を歌いました。さすが二年生というか、安座できちんと話を聞くことができていましたし、歌もとても声が出ていて、ほめてあげました。校長先生からはは、子どもたちは、学校の先生、市内のいろいろな施設の方々、地域の人たちなど、いろんな人にお世話になりながら生活しているというお話がありました。
集会が終わって教室に戻って、その話を受けて、「あなたたちが一番お世話になっている人はだれさ。」と尋ねました。答えはすぐに返ってきました。そうです。子どもたちのお父様やお母様です。
お父さん、お母さんは、子どもたちのために、毎日栄養を考えたご飯を作り、宿題がないかどうか聞いて勉強を見てくれ、熱があると仕事を切り上げてでも病院へ連れて行ってくれ、時には旅行やキャンプに連れて行ってくれ、そして、子どもたちが大きくなった時に立派な人間になれるように、厳しく躾もしれくれています。それも、当たり前だけれどタダで。
それで、「あなたたち、育ててもらって当たり前だと思うのはいいけれど、感謝の気持ちっていうのを忘れちゃいけないよ。」という話をしました。「親に対してひどい言葉遣いをしたり、暴力したりしている人はいないかな。」とチクッとした言葉を投げかけてみたら、該当しそうな子どもが、ちょっとニヤーってしたのがわかりました。
子育ての大きなところは子どもが小学校のうちかと思います。それ以上になったら、自分の考えを親がねじまげようとしてもなかなか思うようにいきません。
親に対して絶対言ってはいけないような言葉や態度があったら、そこは毅然として、子どもに謝るまで許さない対応をすることが大切です。「二十歳になったら、自分の考えで何をしてもいいけれど、それまでは、お父さん・お母さんのもとで生きているんだから、親の言うことはしっかり聞きなさい。」ということは、いつでも言い聞かせると共に、子どもたちにも、口論をすることはあっても、最終的には親の言うことは聞かなければならないという気持ちを持たせていくことが大切だと思います。
子どもは親のことを見てないようで、一番見ているので、子どもにお父さんお母さんが真剣に社会でがんばっていること、子どもに対して、親の面目を保つためでなく、本当に子どもの将来を思ってしかっていることを示していってほしいと思います。
私はよく言いますが、「子育てを楽しむのは子どもが小学校のうち。」どうぞ楽しみながら、子育てをしてください。いろんなところで学校に協力してくださっている素敵なお父さんお母さんたちです。私も子どもたちに親を大切にして、親の言うことは聞くよう指導していきますね。
事前準備があと少しあります。
火曜日にフェスティバルの事前準備をしましたが、全てを準備し切れず、今日水曜日午後三時半から続きをやることにいたしました。
今日の今日ですが、ご都合がつく方は、二年一組の教室まで来ていただきますようお願い申し上げます。