こんにちは。令和3年9月を飛ばしてどうして4月を先にやったんだという突っ込みが来そうですが、私が間違えて、問題を印刷してしまっただけのことであって、特に他意はありません。でもごめんなさい。これから9月に挑戦していきます。 http://www.edu-hakodate.jp/sasaki/jh8cbh/ichiama/index.html 令和3年4月の問題の感想 A1 むずかしい エネルギー保存の法則から考えて、スイッチを閉じたら、2つのエネルギ−を足したものが合成のエネルギーになり、それから、Q=CVの公式に入れて、どう電荷が動くか計算します。電荷って?、静電容量って?、うる覚えを問題を通して、だんだん確実にしていくことが求められます。 A2 むずかしい 相互インダクタンスの問題L=L1+L2±2Mという重要事項と、インダクタンスは巻き数の2乗に比例するという2つのことが頭に入っていなければなりません。 A3 むずかしい T形抵抗減衰器ですが、計算そのものはたいしたことありませんが、何回もやらないと、どの電流が何なのということになります。あと、対数の計算も多少慣れていないと歯が立ちません。 A4 まあまあ 2πルートLC分の1っていうのは基本のキなので、3,4,5は消えます。その上で、共振回路時にはコイルとコンデンサの電流の向きはそれぞれ90度反対向きなので、流れないので抵抗だけの電流になります。尖鋭度は、2分の1か、ルート2分の1かで迷いますが、電力が2分の1だと、電流、電圧はルート2分の1になることを覚えているかどうかです。 A5 むずかしい 基本は、3つの抵抗の合成ですが、複素数が入ってくることと、その複素数がコイルとコンデンサで符号が逆になることが、ややこしいです。でも一度この問題を解けると、あとは数値が変わってもできると思います。 A6 まあまあ 電力が、2分の1、電圧、電流がルート2分の1みたいな、概念があると、中身があんまりわからなくても、答えをみちびきだせるかもしれません。トランジション周波数、HFEなどはマスターしておきたい用語です。 A7 かんたん 知らなければ覚えるしかないですね。知識として身に付けておきましょう。 A8 まあまま PLLの基本の仕組みは、白い紙に書けるぐらいになった方がいいと思います。よく出ます。計算の方も、一度、二度やれば、数値がかわっても大丈夫だと思います。 A9 むずかしい FETが、電圧で電流を制御するという知識が必要です。そうすると相互コンダクタンスの意味もピンとくるのではないでしょうか。あとは、うまくオームの法則に当てはめていきます。何回か時直すと、このパタンはできるようになると思います。 A10 かんたん アンドとオアが何をいっているのわかれば、全然難しくありません。 A11 まあまあ 二アマの問題でもたくさんみかけた電波のエネルギーの問題です。 100%変調以外の問題はないようなので、なぜ、6分の1になるのかを図を書きながら、理解するといいでしょう。 A12 かんたん ファイナルが真空管時代のリグを使った経験のある方は、ロードとプレートの言葉を聞いただけで、この問題はできてしまいます。 ディップの感覚がわかえればすぐできます。 A13 かんたん 何がなんだかさっぱりわからなくても、よーく問題を見ると答えは出てくるように思います。FMは周波数変調ですからしゃべっても、当然振幅は変わりません。そして、最大周波数偏移と最高周波数をかけたらとんでもない数になるので、これは違うと判断できそうです。 A14 まあまあ 全ての抵抗は雑音を発するという概念です。そして、雑音は温度と周波数に比例します。こういう概念も少しずつ勉強していきましょう。 A15 まあまあ これも言葉なので、これを機会に勉強しておきましょう。 FMは信号が弱くなると、急に聞こえづらくなることです。 A16 超かんたん  電源回路とトランスの巻き数比、今回の問題で一番簡単かもしれません。平滑したら最大値になり、巻き数比で電圧も変わります。 A17 かんたん スイッチングレギュレータも比較的、多く出題されます。 スイッチをバタバタ入れたり切ったりしながら、一定の電圧に保つものです。それがわかれば、平滑回路がいることは見えてくると思います。 A18 かんたん リチウムイオン電池も、メジャーになりましたので、問題に取り上げられます。他の電池より、ちょっとナイーブで電圧も高いです。単一型、単二型がないことからその理由を考えていくと答えは出てくると思います。 A19 まあまあ 垂直ループアンテナ。この機会に勉強していきましょう。方向探知機としての利用もあることも覚えておきましょう。 A20 かんたん トラップについて、概念としては難しいのでしょうが、問題を解くということで考えれば、第2高調波をなくすためには、抵抗が0になればいいみたいなところから、答えを導きだせそうです。 A21 むずかしい 最後の方にも計算問題が控えていました。公式を2つ使いこなせないと解けません。自分の力で何回か解いて、力にしましょう。 A22 まあまあ 電離層の問題なのですが、三角関数の問題です。電波のことを何もわからなくても、三角関数さえこなせれば、解けちゃいます。セックがコサイン分の逆数であること、コサインてどの辺とどの辺の比だったっけ、ということを復習してみる機会にしましょう。 A23 まあまあ 散乱ということですから、あっちこっちに散らばめられるわけで、そのちりばめられた一粒が遠くへ飛ぶということなので、そのへんがわかれば答えも見えてくるように思います。 A24 むずかしい 反射係数を知っているとすぐできるのですが、そうでないと歯が立ちません。SWRが2だとあんまりよくないなあという経験値で答えを選んでしまいます。この再勉強しておきましょう。 A25 かんたん 高い周波数では、コイル、コンデンサは微妙過ぎて使われないようです。ということがわかれば、答えは見えてきます。 B1 かんたん 電気現象も問題を解きながら少しずつ、覚えていきましょう。 B2 かんたん 可変容ダイオード、逆方向電圧をかけると、間隔が広がるということが大切です。あとは、日本語をよく読んでつじつまのあうようにということです。 B3 かんたん AGCも概念としてはわかっていらっしゃると思います。ブロックダイヤグラムをさらっとかけるようにしておくと力が付きます。 B4 かんたん デリンジャー現象も磁気嵐も、短波が飛ばなくなる、からちょっと脱出しましょう。質量のあるものとないものでの違いが地球でも影響の受け方が異なります。 B5 かんたん オシロとスペアナの比較もよく見かけます。変な電波が出ていないか見るのがスペアナです。また、感度がものすごくいいです。