概念達成の方略
[1]
1.生徒達が事例の構えを比較し対比している時、彼らの心の中はどのような態度を取り続けるだろうか。
2.早期の段階では彼らにどのようの種類の仮説が起こり、それらをどう修正し検証しているのだろうか。
3.これらの疑問に答えるため、3つの要因が私達にとって必要である。
4.まず第一に、私たちは、概念達成の運動を組み立てていくことができる。それによって私たちは、生徒達がどのように考えるかを研究することができる。
5.第二に、生徒達は、概念をどのように達成したかを記述することができるばかりではなく、新しい概念を使うことによって方略と学習の交互作用によってより効率的に学ぶことができるのである。
6.第三に、私たちが提示した情報の変化することによって、また、わずかにモデルを修正することによって、私たちは、どのように生徒達が情報を処理していくのか作用することができる。
[2]
1.生徒が概念を形成するために使う方略を理解する鍵となるのは、彼らがどのように規範における有用な情報にアプローチするかということを分析することです。
2.特に、情報のある表面的なもの(部分的な方略)に集中するのか、それとも心の中にある譲歩の全てもしくは大部分(全体論の方略)を保持するのかということである。
3.説明するために、小説や短編の話から経過を比べることによって文学のスタイルを分析するため概念を教えていることを思い出してほしい。
4.肯定的な規範の最初の構えは次のような経過を含んでいる。

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1.ある新しい国はあるパタンに従うように見える。
2.最初に開拓者がやってくる。彼は、強くて勇敢でむしろ子どものような心をもっている。
3.彼らは荒地において自分達で生活していくが、彼らは純粋であり、人に反抗して対して助けを求めないし。そして、そのことは、たぶん、彼らが最初にいた場所において消え行く理由になるであろう。
4.荒れた刀が新しい土地で使い古された時、ビジネスマンや法律家が発展を願って助けにやって来る。通常自分達への誘惑を取り除くことによって彼らは所有権の問題を解決する。
5.そしてついに、文化が発生する。それは娯楽であり、休養であり、生きるうえでの痛みを取り除くものである。
6.そして文化はどのようなレベルにになろうとも、今在に至るのである。(シュタインベック1952年249ページ)

[4]
1.生徒達は、この経過はやってくるほかの人達とグループにされるということを知っている。一つもしくはそれ以上の基本におけるそう呼ぶにふさわしい属性において
2.ある学生達は、一つの特質のみ集中するであろう。そこで開拓の開始について肯定的な文または、考えを対照する並置について述べる。
3.隠喩、喚情的な言葉使い方、人間の感覚の観察者になるべき著者の態度などあるかどうかに注意しながら、他のものは経過の詳細を細かく調べるだろう。
4.別の肯定的なものとこの経過を比較する時、部分をとる立場にいる考えの人(言語の使用の単に1つあるいは2つの様相に注目する人)はある意味ではより易しい仕事を持って現れる。それは、最初における現在属性が第2においても現在である場合などを見据えている。
5.しかしながら、もし生徒達の焦点がうまく解決できない場合、その人は、より早期の例に戻り、どちらに集中すべきか他のものを求めて調べなければならない。
6.一方、全体主義者というものは、心の中に多くの属性を覚えていなければならず、一度に定義することのできない要素を取りのぞかなければならない。
7.しかし、全体主義者の方略は多面的な属性の概念を識別する適切な位置関係に学習者を位置づけ、単一の属性の喪失は、全部の方略へを混乱させるものとしてではない。

[5]
1.私たちが生徒が概念を獲得する方法についての情報を手に入れるのに2つの方法がある。
2.概念が形成された後は、練習過程として彼らの考え方を話してもらうよう頼むことができる。それは、それぞれの段階でどのように考えたかや、集中していたのはどんな属性であったのかや、どんな修正を企てたのかなどを記述することによります。
3.「最初に考えたことを話してください。どうしてそのように考えたのですか。そしてどうして考えが変わったのですか。」
4.このことは、生徒達が他の人の方略を発見したり、課題がどのように解決するかの話し合いに導くことができる。
[6]
1.年長の学生は彼らの仮説を書きとめることができる。それは私たちがのとほど分析する記録を与えてくれる。
2.例えば、バヴェジャ、シャワー、ジョイス(1985年)の植物の分類の授業において、生徒達は規範(一つは肯定的もう一つは否定的)の一組として仮説を明確に述べるためには二人一組になって取り組んだ。
3.彼らは自分達の仮説、彼らが企てた変化、そうした理由などを記録した。
4.全体主義的に操作した生徒達は、苦労しながら多面的な仮説を組み立て、次第に筋道の立たない方法を取り除いていった。
5.早い段階で一つまたは二つの仮説を選んだ学生は、目標である多角的属性の概念に到着するために規範を持続的に批評し、考えを変えていく必要があった。
6.かれらの方略と反射を分け合うことによって、生徒達は連続する授業において新しいことを発見し、変化の効果を観察することができるのである。
[7]
1.もし私たちが授業を開始するために、非常に多くのラベルをつけられた規範(肯定的なものと否定的なものととして見分けるように)をもって生徒達に提供するならば、彼らはデータの範囲をじっくりみて、操作すべき2,3の仮説を選ぶであろう。
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1.モデル理解の概念に最初に出会う時多くの人々は否定的な規範の機能について尋ねる。
2.かれらはどうして肯定的な規範を単に提供しないのだろうと思う。
3.否定的な規範は重要である。かぜなら、それらが概念の境界を識別するのを助けるからである。
4.例えば、絵を描く時の印象主義の概念を考えてご覧なさい。
5.印象主義のスタイルは、他の絵を描く時のスタイルと多くの共通点を持っている。
6.生徒達にとって属性の定義について絶対的に確かだと確信するような印象主義の影響がない例を見せることは重要なのである。
7.同じように、前置詞的な句として単語のグループを識別するために、私たちは節からそれを述べることができる。
8.確かな属性を含んだり含まなかったりする規範を比べることによってのみ、私たちは、正確に属性の性格を識別することができ、終えるのである。
9.概念理解のモデルは、長い学習を生じてデザインされる。
10.私たちは苦心しながら、例えば、最初の数や要素、国の発展、皮肉などの定正確な定義に向けて。私たちは未来において彼らに出会う時に肯定的に確信的にカテゴリーの数を認めるべきである。
[9]
1.テニスンと彼の関係者(テニスンとコッキアリア1986年)は、概念学習における重要な研究の指揮をとって、構造的なデザインの発展する傾向がある多くのモデルを発展させた。
2.かれらの探検のコースには、この章で私たちが提出しているモデルを理解することを助けることができる多くの質問を扱っている。
3.それらは、生徒が属性や定義を誘導するところの待遇を比較している。それは大いに規範のリストが提出される前に定義が論議されたところの条件と共にその過程を述べている。
4.どちらのケースにおいても、規範の試験が属性や定義の討論を先導する時に、生徒達はよりはっきりした概念を発達させより長く保持するのである。
5.テニスンとコッキアリアは提出された肯定的な最初の規範が一番はっきりとした肯定的原型(特に多角的な属性の概念)であるべきだということも発見した。
6.言い換えれば、教師はあいまいな規範で生徒達をだますようにしてはいけないのであり、しかし、データの一組を整えることによって概念学習を宵にするように補助する。そうしてあまりはっきりしない規範は、原理が適応するところでその時期において扱われるのである。
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1.テニスンと彼の関係者は生徒達は練習を持って手順の知識(どうやって概念を理解していくかということ)を発達させるという結論を出した。そしてまた、生徒達がもっているより多くの手順の知識、より効果的に彼らは概念的な知識を理解し応用することができるのである。
2.このようにして概念理解のメタ認知の学習を容易にするために、考えを分析することは、とても重要なこととして現れるのである。
[11]
1.学習概念の考えと浄化する属性と定義は多くの現代の教授実践とは反対の方向になっている。
2.私達は、何人かの先生が始めて概念理解を用いる時に、定義を提供する衝動と属性のリストを持っており、浄化に対する占有した時間は、生徒が概念を抽出した後であるということを思い出すことが大切である。
[12]
1.データは規範と呼ばれる項目の一組のフォームに生徒達に提出された。
2.これらは、教えられる概念の性格や属性(例えばソネットの様式のように)を持っているならば、「肯定的」と名づけられる。
3.概念の属性を含まないなら「否定的」と名づけられる。(例えば、ソネットの全ての属性をもたない誌のように)
[13]
1.肯定的なものと否定的な規範を比べることによって、生徒達はカテゴリーの自然について仮説を発展させている。
2.それらはしかしながら、この点において仮説を分かち合うものではない。
3.多くの生徒が仮説を発展させた時、いくつかの名づけられていない規範は、彼らに提出され、そしてかれらうまく肯定的な規範を識別できるかどうかを支持するのである。(詩の一組をじっと見ることによりまた、肯定的なものと否定的な詩を選び出しながら)
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1.それから彼らは、仮説を分かち合うように求められ、過程の間の考えの前進を記述した。
2.彼らがほとんど同じように現れる仮説に同意した時、彼らは自分に対する名づけを一般化する。
3.そして教師は一つがあれば(例えばソネットのように)技術的な名づけを与える。
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1.結論づけ、概念を用いるために、生徒達はクラスのより多くの項目(この場合は詩)を探す。そして、どちらが彼らが学んだ概念により近くマッチするかを見つけるのである。

教授モデル

概念理解の段階は、表4の1の概略を載せる。

統語論

[1]
1.第1段階は学習者にデータを提供することを含む。
2.それぞれのデータの単位は、概念の分離した例または
例のないものである。
3.単位は、ペアになって提示される。
4.そのデータは、事象、人、対象、物語、写真その他識別できる単位かもしれない。
5.学習者は、全ての肯定的な例は共通の一つの考えになることを通知される。かれらの仕事は、概念の自然についての仮説を発達させることである。
6.その例は前思って手はずを整えられた命令で提示され、「はい」や「いいえ」で分類される。
7.学習者は、異なる例の特質を比較し批評するよう求められる。
8.(先生または生徒は、特質の記録を維持するよう求められるかもしれない。)
9.最終的に学習者は、概念に名前をつけ、彼らにとって必要な特質にしたがう概念の定義の法則または定義を述べることを求められる。
10.彼らの仮説は、次の段階まで確信されることはなく、生徒は、いくつかの概念の名前をしることがないかもしれない、もしくは、その名前が概念が確信されたとき知らないかもしれない。)

[2]
1.第2段階では、生徒は彼らの概念の理解を試す。最初に正しく確認する付加的な概念の名づけられていない例によって、そして一般化されている彼らの独自お礼によって。
2.この後で、先生(と生徒)は独自の仮説を確信したり確信しなかったりする。必要としての概念や特質の選択を改訂しながら。

[3]
1.第3段階では、生徒は、彼らが概念を理解する方略を分析することを始める。
2.私たちが指摘するので、数人の学習者は最初に広い概念と次第に狭くなる分野を試みる。他の学習者は、より分離した概念をもって始める。
3.学習者は、自分のパタンを記述することができる。特質や概念のどちらに焦点を当てたとしても、また、彼らがいちどにやるか数度でやるかであっても、また、仮説が確信されなかったときに何が起こるかということも。
4.彼らは方略を変えるだろうか。
5.次第に彼らは異なった方略の効果を比較することができる。

表4.1 概念理解のモデル統語論
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第1段階
データの提出と概念の同一
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先生が名づけた例を提示する。
生徒が肯定的否定的な例の特質を比較する。
生徒は仮説を引き起こし試みる。
生徒は、必要な特質にしたがって定義を述べる。

第2段階
概念の理解を試すこと
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生徒は「はい」または「いいえ」の付加的な名づけられていない例を同一化する。
先生は、仮説を確信し、概念に名づけ、必要な理解にしたがって定義を言い換える。
生徒は例を引き起こす。

第3段階
思考方略の分析
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生徒は、思考を記述する。
生徒は、仮説と特質の役割を討論する。
生徒は、様式とたくさんの仮説を討議する。

社会的なシステム
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1.概念理解のモデルで指導する最初は、先生は、概念を選択し、肯定的なまた否定的な例を選び、組織し、例を続けるのである。